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楽家記(らくがき)

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2016年 01月 29日

トップダウン着火

 今シーズンから薪ストーブの着火は上から火を点けるようにしています。焚き火のイメージと違うの
でこれできちんと火が点くのかと心配していましたが、様々な利点があることに気づきました。特に都
市部では焚きはじめに煙を少なくすることができるので有効です。
 太い薪を二本平行に並べる。短めの中太薪を井桁に二段〜三段。焚き付け用の小割りの薪を二段〜三
段。と順番に重ねていきます。小割りが十分細ければマッチで着火しますが、着火材を上に載せて使っ
てもよい。燃えはじめは前扉全開で煙突が暖まるのを待ちます。中太薪に火が移ったら扉を2cmほ開い
た状態で空気を勢い良く送り込む。太薪に火が移ったら扉を閉める。これで10分かからず良好な焼状態
となります。
 利点は、炎の上に燻される薪がないので煙が出にくい。上に熾き火ができるので安定して燃える。燃え
るのに応じて薪を足す必要がない。上部の熱で太薪が十分暖められた後に火が点くので煙が出にくい。
一番下に太薪があるため過燃焼になりにくい。欠点は、小割りと中太薪をたっぷりと用意しなければ
ならないこと。薪が十分乾燥していないと無理なこと。
三種類の薪を用意することになりますが、ストレスなく着火できるようになりました。
トップダウン着火_b0038919_10131252.jpg

by masa-aki.m | 2016-01-29 10:22 | 東京で薪ストーブ


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